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2007年1月11日 (木)

Man

【Man】人間というもの


.... because the object of management is a human community held together by the work bond for a common purpose, management always deals with the nature of Man and (as all of us with any practical experience have learned) with Good and Evil, as well.

▼試訳:
マネジメントが対象としているのは、共通の目標に向かって人びとが一体となって働く、"人間"の共同体である。ゆえにマネジメントは常に"人間"というものの本性にかかわっている。これは、私たち人間すべてが身を持って経験してきた<善>と<悪>にかかわる、ということなのだ。

注:
>work には「ある目的のために意識的に人間が何かをする」という意味がある。
>bond には「愛情の強さや持続性、一体性を強調」しているニュアンスがある。
>human には「人間特有の」というニュアンスがあり、そこには「善悪の二つの特性を備えているもの」という考え方がある。
>the nature は通例「本質」として使われる。「自然」という意味で使う場合には nature は無冠詞である。

■ 11 January
"Management and Theology" まとめ:
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マネジメントが扱うのは、徳をなし、悪もなす、人間というものである。人間を知れ。

■参考(他の英文和訳):
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共有する目的のもとに、仕事の絆で結ばれたコミュニティーとしての組織のものであるからこそ、マネジメントとは人にかかわることであり、善悪にかかわることである。
(ドラッカー365の金言 上田惇生訳 ダイヤモンド社)

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■出典:
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"The Daily Drucker 366 Days of Insight and Motivation for Getting the Right Things Done"

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